ヨガのポーズは非常にたくさんの種類があります
その中でもリラックスを促すポーズは、1日の終わりに疲れた体や筋肉を緩めるのに最適です。
寝たままでできるポーズも多いので、ベッドに入ってからでもできますよ。
ここでは4つのリラックスポーズをご紹介しますので、ひとつでもセットでも試してみてください。
リラックスのためには呼吸に注目
ヨガではポーズと共に呼吸がとても重要な役割を持っています。
リラックスを目的とするポーズでは特に呼吸に意識を向けるようにしましょう。
息を吸いながら体を動かすのか、吐きながら動かすのかわからなくなった時は、「体を丸める時は息を吐き、体を伸ばす時は息を吸う」と覚えておくと良いですよ。
それでも忘れてしまった場合は、自分が心地良い呼吸をしながら行うのでも大丈夫です。
正確さも大切ですが、気持ちが落ち着くのが最優先ですので、あまり神経質にならないようにしてくださいね。
猫のポーズ
- 四つん這いになる
- 手は肩幅に広げる
- 足は腰幅に広げ、膝が90℃になるようにする
- 息を吐きながらゆっくりと背中を丸め、視線はお臍の辺りにくるようにする
- 息を吐き切ったら、息を吸いながら背中を伸ばし、視線も前に戻す
4と5はゆっくりと何度か繰り返します。
くれぐれも呼吸を止めないように気をつけてくださいね。
回数は特に決まっていませんが、2~3回繰り返すだけでも十分リラックスできます。
ガス抜きのポーズ
- 仰向けに寝る
- 膝を立てる
- そのまま両足を胸の方に近づける
- 両手でスネを抱えるようにする
- 息を吐く時に体の中の余計なものが外に出るイメージをする
呼吸を5回くらい行い、体の中の疲れやストレスが外に出ていくイメージを繰り返します。
ガス抜きのポーズのまま、左右にころころとゆっくり体を傾けても気持ち良くなりますよ。
屍のポーズ
- 仰向けに寝て目をつぶる
- 両手は体の横に沿えるように置き、手のひらが上に向くようにする
- 足は軽く広げる
たったこれだけのポーズですが、リラックス効果は抜群です。
無の状態でこのポーズを取っていなくてはなりません。
眠たくなりますが寝てはいけないため、一番難しいアーサナ(ポーズ)だと言われていますが、
私たちは修行ではありませんので、眠くなったら寝てしまいましょう。
思考が働いていると感じたら、自分の呼吸に意識を向けてみてください。
座っているだけでもリラックスポーズに
- 椅子に深く座り、目をつぶる
- 足は軽く広げる
- 手は膝に軽く乗せる
- 鼻から吸って口から吐く呼吸を何度か行う
たったこれだけでもリラックスすることができます。
これなら仕事の合間にもこっそりできるかもしれませんね。