女性はストレスを感じやすい
女性は仕事や家事、子育てなどでストレスを感じやすい環境にあります。
仕方がないと諦めの気持ちもありつつ、何か良いストレス解消方法はないかなと思っている方も多いと思います。
そんな時にオススメしたいのが「ホットヨガ」です。
ホットヨガにはストレスを軽減する効果があり手軽に始められますので時間のない方にもお勧めです。
今記事ではなぜ「ホットヨガ」がおススメなのかその理由に迫っていきますので、ストレスを感じている方はぜひご一読ください。
ホットヨガでホルモンの分泌を活性化する
ホットヨガはストレス解消に良いと聞かされても、ダイエット目的で始めた私には、その辺りは期待も興味もありませんでした。
ですが続けているうちに、ネガティブな気持ちになっていない日が多くなっていることに気づきました。
これには2つのホルモンが関わっていたようです。
βエンドルフィンの分泌で幸福感アップ
βエンドルフィンというホルモンは、幸せホルモンとも言われ、幸福感や満足感を与えてくれます。
βエンドルフィンが分泌されると、心地良い!楽しい!という感情が湧いてきます。
運動をすることで分泌が促されますので、ホットヨガをしているうちにその日にあった嫌なことや、体の疲れ心の疲れが薄れていくのが感じられました。
ホットヨガが終わったあとは、とにかく気分が爽快なのです。
セロトニンが増え質の良い睡眠になる
もうひとつ注目なのが、幸福感を司るホルモンと呼ばれている「セロトニン」です。
セロトニンはの効果の一例を挙げただけでも重要性が分かります。
セロトニンの効果
ネガティブな気分を解消する
過度なストレスは、大脳辺縁系に影響を及ぼします。
これにより、衝動的になってしまったり、悲観的な気持ちになってしまったりすることがあります。
脳内のセロトニン神経が活性化して、セロトニンの分泌が増えると、大脳辺縁系の活動が安定して、適度にリラックスした平常な状態になります。
姿勢がよくなる
セロトニンは運動神経を刺激するため、立位を保つための抗重力筋(こうじゅうりょくきん)と呼ばれる部分の緊張が高まります。
これにより、首筋や背骨の周囲、下肢の筋肉、まぶたや顔の筋肉などが刺激され、姿勢がよくなって表情にもハリが生まれます。
痛みを和らげる
痛みは、大脳皮質の体性感覚野という部分で感知しています。
セロトニンは大脳皮質に痛みを伝達する痛覚伝導路を抑制する働きがあるので、脳内でセロトニンが分泌されている間は痛みが緩和されます。
セロトニンは夜になると良質な睡眠を引き出すメラトニンに変化するため、セロトニン(メラトニン)の量が多いほど、良い眠りにつくことができます。
ストレス社会と言われる現代ではほとんどの人が毎日何らかのストレスを感じており、セロトニン(メラトニン)の量が適正な人はほとんどいません。
そのため、自助努力としてセロトニンを増やす何かをしていかなければならない状態になっています。
そこで、お勧めなのがホットヨガです。
ホットヨガの血流を正常化して姿勢を正し心の底からリラックスすることで、セロトニンの分泌を促し量もぐんぐん増えていきます。
ストレスが溜まってくると眠りが浅くなり、睡眠時間も少なく感じるのですが、ホットヨガの日はぐっすり眠ることができ、目覚めもスッキリしているため朝から気分が良いのです。
ホットヨガで心身のリラックスとリセットが可能
ホットヨガを始めてから、自分のことを良く考えるようになったと感じています。
また気持ちのリセットも上手になり、イライラすることが少なくなりました。
ヨガは自分を見つめるツール
ヨガをしていると、今日は汗をかくまで時間がかかっている、先週よりこのポーズがきつく感じるなど、自分の体の変化に気づくようになります。
そしてどうしてだろう?と理由を考えるようになります。
自分に意識を向けることで、がんばっている自分を感じることもできますし、もっと自分を大切にしようと思えてきました。
呼吸で心が落ち着き、集中力も増す
ヨガは呼吸をとても大切にしています。
呼吸に意識を向けていると「無」の状態になることもあり、余計なことを考えなくなります。
そして、呼吸法を習って気づいたのですが、普段の私はとても呼吸が浅かったようです。
意識的に深い呼吸をするようにすると、気持ちが落ち着くようになりました。
呼吸は気持ちをリフレッシュさせてくれるため、気分転換が苦手は人ほど大切なものだと感じています。