フィットネスジムはタトゥーお断り!? 諦める前に試してほしい方法をご紹介~

ジムでワークアウトしたいけど…タトゥーは大丈夫かな

ファッション感覚でタトゥーを入れている女性は意外と多いのではないでしょうか。

筆者の友人も、ワンポイントで手軽に入れられる洋彫りを施している女子は何人もいます。

愛する自分の体ですから、タトゥーが入っていれば尚更、美しく魅力的な身体をアピールしたいですよね。

残念なことに、日本のプールや銭湯、海水浴場ではタトゥー禁止のところがほとんどです。

フィットネスジムでワークアウトしようと決意したにも関わらず、タトゥーによって入会できなかったとういうケースはよく聞く話です。

アーティストや女優さん、俳優さん、スポーツ選手でも、タトゥーが入っている人は多く見られますよね。

今の世の中では、タトゥーもファッションとして世間から受け入れられているようにも感じますが、タトゥーへの偏見がなくなったわけではありません。

今回は、タトゥーが入っていてもフィットネスジムに入会したい方のために、少しでも役に立つ情報を提供したく、この記事を執筆致しました。

それでは、タトゥーのある方がジムを利用する場合について、一つ一つ見ていきましょう!

「タトゥーの入っている方はご遠慮下さい」

現実社会の対応を目の当たりにすることとなりますが、早速、ジムの入会規約をチェックしていきましょう。

各フィットネスジムのホームページに記載されている、入会規約の中に「入会資格」などが記載されています。

ここで

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  • 刺青、タトゥーの入った方の施設利用禁止
  • 刺青、タトゥーの入った方の入会お断りすることがあります
  • 刺青、ボディーアート(タトゥー・ペイント・シール等)のある方のご入館お断り
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などといったことが書かれています。

これらの理由は、おそらくですが、プールや銭湯などの施設利用が禁止されているものと同じであると思われます。

入会できるフィットネスジムは存在する

タトゥーが入っているからフィットネスジムは諦めなければいけないのかと思いきや、全体で見ると少数ではあるのですが入会可能なフィットネスジムはあります。

NGであるフィットネスジム同様、入会規約(入会資格)を見てみます。

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  • 但し、弊社が別途定める基準に準じて認めた場合は除く
  • ご入会をお断りする”こと”があります
  • 露出していなければOK
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などがあります。

露出していなければOKというのはシンプルで分かり易くて良いですね。

上記の通り「基準に準じて…」や「ことがある」といったあいまいなフィットネスジムもあります。

手続きをしに店舗に赴き、最後の最後で入会NGとなってしまっては、時間や労力が無駄になってしまいます。

こうしたあいまいな表現を見つけたら、電話で詳細を聞いてみましょう。

「体のどこに」「どれくらいの大きさで」を伝えて、お伺いを立てるとスムーズかと思います。

バレなければOK?

たしかに、見えないところに入っているタトゥーであれば入会手続きの際にバレることはないと思います。

入会手続きの際、「それでは入会資格の有無を確認するため、服を全て脱いでください」なんて聞いたことはないですよね。

ただし、入会後に発覚した場合は「退会」しなければならないというリスクが当然ながら伴います。

加えて、支払い済の会員費などが返金できないなどの金銭的リスクも付いてくる場合があります。

日常生活ではバレなくても、フィットネスジムではバレるシチュエーションは多々あります。

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  • 白など色が薄くて透けやすいウェアでトレーニングをしていたら気付かれてしまった
  • 袖や裾が捲れてしまった
  • 着替えで見えてしまった
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などなど、日常生活では隠せても、服を脱いだりする時に見えてしまう、という事態が発生するのです。

隠す場合は予測できる事態を想定しておく必要があります。

タトゥーの隠し方

近くにタトゥー容認のフィットネスジムがないけれども、近所のフィットネスジムに通いたいと願っている方はいらっしゃるかと思います。

さすがに顔や首は隠すのが難しいかと思いますが、腕や足であれば、隠すことは簡単にできますので、ご紹介しておきますね。

サポーターを着用する

タトゥーが入っている箇所にサポーターを装着しましょう。

サポーターにも色んなカラーバリエーションがありますが、透けないものを着用することをオススメします。

また、サイズ選びも重要です。ズレたりしないものを選ぶのがコツです。

手や指に入っている場合でも、ウェイト用のグローブなどを着用すれば違和感なく隠せるかと思います。

テーピングで隠す

テーピングは、サポーターでは隠し切れない箇所に入っている場合に有効です。

ただし、サポーターでは隠し切れないからといって、テーピングを巻く意味が分からないような箇所へ不用意に付けると不自然で目立ちますので注意が必要です。

また、こちらもサポーターと同様、透けないものを選びましょう。

タトゥー隠しを貼る

最近はやっているタトゥー隠し。タトゥー隠しは肌色っぽいシールでタトゥーの上に貼ることでタトゥーを隠すことができます。

ジムではありませんが、健康施設の新宿テルマー湯やみなとみらい万葉の湯など、タトゥー隠しを貼れば入場OKの施設も増えてきています。

インバウンド重視にする日本の流れからタトゥー隠しを貼ればいいと言うジムも増えてくるでしょう。

シールの粘着力は強力で1週間ぐらい剥がれないので注意。

タトゥー隠しはドンキホーテとかamazonなどで購入できます。

10㎝×14㎝程度のシールが1枚300円~600円となかなかいい値段します。

大き目のタトゥーや複数個所にある場合シール代だけで馬鹿にならない額になります。

長袖を着る

正確に言えば見えない長さの袖があるものですが、サポーターやテーピングと違って着脱の手間が無く、透けさえしなければバレない方法です。

透ける色の場合はインナーに濃い色を着て補助するなどすると良いかと思います。

ただし簡単に着脱できないのでトレーニングをして暑くても袖をまくったりすることができないので我慢が必要です。

タトゥーの隠し方のコツ

隠し方について総じて言えるポイントは、”違和感なく隠すこと”です。

タトゥーが入っている方なら感じたことがあるかと思いますが、サポーターを付けている人を見て「あぁ、この人入ってるな」とタトゥーが見えていなくても分かったりするものです。

そういったものを感じさせる”違和感”が出ないように隠すことがポイントです。

また、鍛えた体を披露したくてSNSにタトゥーが見えるような写真を投稿し、ハッシュタグに通っているフィットネスジムの名称を入れてしまうなどもバレる要素となります。

つまり、バレる可能性はフィットネスジム内だけではないということをご理解下さい。

近くのコンビニなどでタトゥーを出していたら、同じジムの人に見られていたなんてことも有り得ます。

隠すなら隠し通す覚悟で臨みましょう。

バレた場合は前述したようなリスクもありますのでご承知ください。

バレても大丈夫な環境を作る

日本では(タトゥー)を入れている者は犯罪者(罪人)とされてきた歴史から、今でも「刺青=悪」と思っている方は多くいらっしゃいます。

ファッションでいれた、その時のノリでいれた、宗教上などでいれた方も多いでしょうが、反社会的勢力の人たちが好んで今でも彫っているのも刺青の立場を悪くしているのも一つの理由です。

そのため、もしタトゥー禁止のフィットネスジムでお客さんにタトゥーが見つかってしまったら、すぐに通報され、規約違反などでペナルティをうけるかもしれません。そうなってしまってはたまったもんじゃありませんよね。

そうならないために、以下の方法をオススメします。

これは、体の大部分にタトゥーが入っている方(※)にインタビューしたときに聞いたものなので役立つと思います。
※神輿好きの商店街のすし職人のお兄ちゃんで反社の人ではありません(笑)

社交的が苦にならない方はとにかくフレンドリーに

フィットネスジムに行ったらスタッフはもちろんよくみるお客がいたら爽やかに挨拶やフレンドシップをするようにしましょう。

相手に仲間とかいい人とか思わせればタトゥーが見つかったとしても咎められにくくなります。

社交的が苦手な方はとにかく常に謙虚に

背中を丸めて申し訳なさそうに歩いたり、マシンは常に空いているものを使い、誰かが使いたそうだったらすぐ譲るなど、とにかく謙虚にすることです。

周りの人も同じ人間です。申し訳なくこっそりいる分には文句を言われないことが多いです。

温泉に入る時も通用するテクニックだそうです。

おわりに

全世界展開している某フィットネスジムでも刺青、タトゥーを禁止しているのは日本だけということもあるようで、いかに日本が刺青やタトゥーに対して敏感なのか感じさせられます。

(※禁止と言いつつ、こちらの世界展開しているフィットネスジムでは”露出していなければOK”です)

今回はチェーン展開しているフィットネスジムを基準に書かせて頂きましたが、個人経営のジムであればお話しすることで入会を許可してもらえる場合もあるかと思います。

その他、キックボクシングなどの格闘系のジムなどはOKなところが比較的多いですので本気で鍛えたい人には狙い目です。

また、入会の可否という視点だったので格闘系ジム同様、詳細は書きませんでしたが、市営、区営の総合体育館に併設されているトレーニングルームも実は穴場でタトゥーが入っていてもお咎めがなかったりします(確認はした方が良いです)。

数は少ないですが、こうして受け入れてくれるフィットネスジムやトレーニング施設もありますから、「どうせまた無理なんでしょ」と諦めずに鍛えて格好いい体を手に入れましょう。